美容クリニックは美しい容姿や若々しい外見のための施術を取り扱っていますが、エステとの最大の相違点は専門医が問診や施術にあたる事であり、医療行為ならではの精度と技術、安全性が特徴です。外見の改良に医療技術を利用する事はまず米国で普及しました。努力なしに短期間で理想の容姿に近づけるための美容医療はその後欧米を中心に広まりましたが初期の頃はメスによる切開が中心で施術の技術も未発達で美容クリニックの数も限られていたため、富裕層のみが利用できる状況でしたが、需要とともに美容医療は飛躍的に進化し、糸を使用したり注射だけで済むような手軽なものから、更に現在では物理的に肌を傷つけることのないレーザーやイオン、高周波などの技術も導入されるようになり、美容クリニックの増加とともに手軽に利用できる存在へと変化しました。また仕上がりも自然な見た目に近くなってきています。
美容クリニックで取り扱うメニューは多く、フェイシャルひとつとっても美肌から二重まぶたやムダ毛の脱毛、小顔など様々な選択肢があります。フェイシャルに加えて脱毛や豊胸、痩身などは現在でも人気の高いプランです。同じ目的であっても方法は予算や効果に応じて異なります。例えば豊胸であれば、ヒアルロン酸注射や、自分の脂肪の再注入、切開手術などがあります。
美容医療は再生技術の発展と共にますます可能性が広がり、効率のよさと仕上がりの美しさを追求する方向に進んでいます。